もともとの食生活は、ジャンクフードを日常的に食べるくらい適当なものでした。
そのために、野菜も特に選ばずに、安ければ良いかなという価値観で買っていました。
このような食生活だったため、すぐに体調を崩しやすく、心も不安定な状態が続きました。
一時期は体重が増えすぎて、動くのも億劫になっていたほどです。
このような食生活をしていたのですが、マクロビオティックに出会ってから、食べ物を見る目が変わりました。
まず、玄米をメインに食べ出した事で、味覚が変わりました。
濃い味付けが好きだったのですが、素材を活かした優しい味が好みになりました。
特に、無農薬や有機農法で育てられた野菜は、旨みが凝縮されていて、食べた時には体も喜んでいるようでした。
このように味覚が変わってからは、普通の野菜を避けるようになっていきました。
それというのも、スーパーで並んでいる普通の野菜から、薬のような味を感じたからです。
最初は気のせいかと思いましたが、何度食べても、同じような違和感が口の中に広がりました。
そこで、少し高いけれど、有機野菜を買って料理をしたところ、旨みと甘みを感じる事ができました。
このような体験をしてからは、進んで有機や無農薬で育った野菜を買っています。
健康的な食生活で変わったこと
普通の野菜との違いは、幾つか感じました。
まず、料理をした時に、素材の味をしっかりと感じられるという点です。
マクロビオティック等の野菜がメインの料理では、素材の味がとても大切です。
美味しい野菜であれば、塩や醤油など、シンプルな味付けで、十分に美味しい料理が作れます。
ところが、普通の野菜では、旨みが無くて薬臭いために、色々な調味料を加えなくてはなりません。
味が薄いために、そもそも、どういった野菜を食べているのかさえ、わからなくなる時もあります。
次に、体の状態が元気になるという点です。
有機や無農薬で育てられた野菜を食べていると、体がとても元気になってきます。
ジャンクフードを食べていた時は、風邪をひきやすく、疲れも溜まりやすかったのですが、これらの状態が改善されていきました。
仕事や家事で疲れても、回復するスピードが速くなりました。
それに、周囲で風をひいている人がいても、自分は平気でいられるようにもなりました。
他にも嬉しい効果がありました。
余分な成分を食べなくなった事で、体の代謝が上がり、体重も落ちていったのです。
それから、有機や無農薬の野菜は、味付けがシンプルなので、調味料の使用量も減りました。
このために、料理の時にかかるコストも減らす事もできました。