40歳 女性
マクロビオティックの料理教室に通っているので。
無農薬野菜は丸ごと食べるのに最適!
玄米と野菜中心のマクロビオティック。
その基本となる考え方は、一つのものを丸ごと食べる「一物全体」、自分の生まれ育った土地を大切に考え、その土地でとれる旬のものを食べる「身土不二」。
このキーワードのもと、四季の移り変わりや体調に合わせて、食材を選び、味付けや調理法を調整します。
マクロビオティックの料理教室で使う食材は無農薬野菜・低農薬野菜や有機野菜、有機農法や自然栽培の穀物、豆でした。
どうしてもオーガニックのものが手に入らないときは、酵素を水で溶き、食べる前にしばらく野菜をつけておく方法も。
少しでもオーガニックの状態に近づけばと思ってのやり方もあります。
ひとつのものを丸ごと食べる「一物全体」の考えから、当然全部を食べます。
根っこや葉の間の泥もキレイに落とす野菜専用のブラシで洗えば丸ごと全部食べられます。
皮も柔らかいものなら根も・・・無駄にするところ、捨てるところはありません。野菜くずや生ごみがほとんど出ないのには驚きでした。
また、無農薬野菜や有機野菜は味がよくてしっかりしています。
複雑な味付けをしなくても野菜の甘みで十分です。
ざく切りにしたキャベツ、せん切りにした玉ねぎとにんじんを下から順に重ね、塩少々をふって、約20分、蒸し煮。
全体を混ぜてからいただくのですが、そのなんとおいしいこと!野菜本来の甘み、からだをほぐしてくれるようなやさしい味わい「ほんとうにおいしい!」を実感できます。
素材の良さは料理のおいしさにつながります。
健康的な食生活!お値段にも納得です
食が変わるとからだも変わります。
とくに病気を抱えていたわけではない。
働いて疲れを感じ、ときには風邪をひき、たまにお酒を飲んで二日酔いになる。
ほかの人と同じ、それが普通だと思っていました。
マクロビオティックの食生活に変えてから、今までにないほど体調がよくなりました。
疲れにくい、肩はこらない、風邪もひかなくなりました。ここ何年もお医者さんの世話になった記憶もありません。
ただ、無農薬野菜や低農薬野菜は普通のスーパーには売っていないし、買えるお店も限られています。
ネットや野菜宅配での購入も可能のようですが、手に入りにくいのが難点。
オーガニックとそうでないものは値段の差がありすぎます。
病気や害虫駆除のための殺虫剤、農薬は極力使用しない。
土壌の消毒剤も使わない。
有機質肥料を使った土づくりで循環型の農業を目指す・・・といった無農薬栽培や有機栽培は手はかかるけれど、できる作物は生命力にあふれてとてもおいしいです。
安全性への労力を考えると、お値段が割高なのは仕方がない気がします。