44才 女性
無農薬野菜を始めたきっかけは子供のアレルギー
子ども二人のアトピー等のアレルギーがとても強いために、必要にせまられて無農薬の野菜を食べるようになりました。
アレルギーの原因には食材のアレルゲンのほか、食品添加物、野菜や果物等の農薬も影響するためです。
無農薬の野菜に切り替えることで確実にアレルギーが収まるわけではありませんが、原因と思われるものを極力避けるのは、アレルギー対策としては必要な姿勢です。
食べてみた感想は「あまい!」
まず、甘い。
そして、苦みえぐみが無い。
なので、おいしい。
おいしいので子どもがよく食べます。
有機の人参は皮をむかずに調理します。皮をむく手間が省け、生ごみも減ります。
皮と実の間に栄養とおいしさが詰まっているいわれます。
捨てたらもったいないですよね。
時短、ごみの減量、なのに栄養価はたかく、おまけに小さな子どもに「人参はあまい!」とインプットされました。
有機の人参をしばらく食べ続けた後に、スーパーの人参を食べたら驚きます。
えぐみを感じます。
キャベツも同じです。
有機のキャベツは栽培もむつかしい様で、なかなか手に入りませんが、無農薬や有機のキャベツも驚くほど甘いです。
冷蔵庫にキャベツが無くて仕方なく普通のスーパーで普通に農薬を使ったキャベツを購入して料理した時のことです。
中一のむすこが「このキャベツ、まずっ!わさびみたいに辛い!」と吐き出しました。
子どもは敏感です。一番驚いたのはピーマンです。
子どもの嫌いな野菜の王道はピーマンではないでしょうか?ピーマン=苦い。
これが常識ですよね。
でも、有機の野菜は苦みえぐみが本当に少ないのです。
昔の野菜は甘かった!野菜の味が濃かった!と聞いたことはありませんか?今の一般的な野菜を苦く感じるのは、農薬の味、ということかもしれません。
無農薬、有機の野菜は畑が違うのです。
畑が息をしています。
畑に様々な生き物が元気に生きているのです。
農薬に頼りすぎた畑は、パワーがありません。
病気になりやいのです。
土そのものの栄養がないのです。
昔の野菜はおいしかった!と言われるのは「無農薬、有機で作られた野菜はおいしかった!」ということです。
無農薬野菜はこんな調理法を
有機のピーマンは、苦手意識のある子どもには細目に切って炒めてあげてください。
恐る恐る食べはじめた我が子も完食してくれました。
お弁当に入れても残さず食べてくれるようになりました。
有機、無農薬の野菜はシンプルな料理でこそ、そのおいしさを堪能できます。
手の込んだ料理よりも、ただ焼いたりゆでて食べることで、野菜そのもののおいしさを味わえます。
ただし、質の良い野菜には質の良い調味料を使うのが大事です。
もし子どもの野菜嫌いを直したいと思われてるなら、無農薬や有機の野菜に変えるところからスタートしてみてはいかがでしょうか?子どもの味覚は大人よりもずっと敏感です。
ちょっと毒されているお父さんも、きっとそのうち無農薬、有機の野菜のおいしさに気が付くでしょう。
シンプルな味付けでおいしく感じる無農薬、有機の野菜は家族みんなの健康への近道です。
我が家は子どものアレルギー対策から、家族みんなの健康へとつながりました。