45歳、女性。
父親が定年後に畑で無農薬野菜を育てるようになり、よく食べる機会が増えました。
また出産を機に、食べ物の安全性を考えるようになり、興味を持ち食べるようになりました。
無農薬野菜を食べはじめて気づくこと
まず、皮を剥くと野菜のみずみずしい香りがして、食欲をそそります。
夕方に幼稚園の子供を自転車の後ろに乗せていたときでした。
近所から夕飯の準備らしき香りが漂っていたのでしょう。
「にんじんの茹でたにおいがする。」と教えてくれました。
知らず知らずのうちに野菜の香りが分かるようになっていたのに驚きました。
野菜の香りを気に留めるなんて、普段から有機野菜を食べているせいかなと思いました。
実際に食べてみると、とにかく美味しいです。
味もしっかり濃く感じますし、野菜がいかに甘いのか思い知らされます。
たまにスーパーに売っている普通の野菜を買って食べてみると、味が薄く、香りも物足りないように感じるようになりました。
普通の調理は勿論、生でサラダでも、和え物でも、茹でても本当に美味しいです。
忙しくて時間がない時など、手をかけなくても素朴な一品を添えて出すこともあり、大助かりです。
そして自然と野菜をたくさん買い、摂るようになりました。
その結果、家族の体の調子はよいと感じますし、子供も幼稚園のころから多少苦手な野菜はあっても、食べることができないものはなく、サラダも大好きでした。
また、厳しい基準があるため、消費者がよく見えない部分も自然に近くて安心だということも魅力です。
海外の野菜、また国内でも農薬や農薬を使った土壌で育つことについて、様々な情報がありますが、実際のところよく分かりません。
納得の品質、健康維持に最適です
最近では、ガーデニングショップでもオーガニックな土というのもあったりして、健康への関心は高いと感じます。
加えて、栄養価も高いと言われています。
不十分な栄養素はサプリなどで摂取する時代ではありますが、残り野菜などでお手軽栄養ジュースも作ったりします。
無農薬、有機野菜は、通常の野菜よりも値段が高いので、最後までしっかり使いますし、大切にする気持ちも生まれます。
小松菜やホウレン草の根の部分も、実はとても美味しいですし、人参も皮など剥きません。
そして、その延長として、作り手の農家の方に感謝の気持ちも生まれます。
何より父親が、大変苦労して作業をしているのを見ていますし、値段にも表れていますが、育てるのに手間がかかる野菜です。
ですが、多少は値段が高くとも野菜の力と有難味を感じ、納得して利用しています。