50代 女性
やっぱり無農薬野菜は違うと実感!
自家製の無農薬野菜を使ったお料理を出している飲食店の知り合いに分けて貰ったのが切っ掛けです。
そこのお料理はもともと好きなんですが、一時所用でよく開店前にお邪魔することがあって、その時に畑に連れて行ってもらったりしてました。
雑草は抜かずそのままの畑で(笑)、でも、雑草に負け名ぐらいたくましく育った野菜を取り放題で貰ってきてました。
ただし、持って帰るのが大変なので、持てるだけという制限つきですが。
同じ野菜を使えば、同じように美味しい料理が出来るかという希望もあったんですが、やはりそこには料理の腕がいるようでした。
でも、野菜嫌いの子供のここで頂いた無農薬野菜だけは、美味しいと言って喜んで食べてくれてました。やはり、子供は正直です。
スーパーに並んでいる野菜と無農薬野菜は違うんだなと。
これが本来の味!料理しても崩れない
ここのお店の料理が美味しいのは、味付けや料理の仕方だけではなくて、素材になる野菜が美味しいからだと言うことが、野菜を貰うようになって良く分かりました。
白菜やキャベツ、人参にジャガイモなど殆どの野菜は頂いて食べたことがあるんですが、とにかく火の通りが速いです。
白菜なんてお鍋にすると、スーパーで買ったのとは比較にならないぐらいあっという間に柔らかくなります。で、荷崩れも少ないです。
無農薬野菜は、野菜本来の味がするなんて言われますけど、人参やトマトを食べればすぐに分かります。
人参は、何とも言えない独特の苦みのようなものがしっかりあって、でも苦すぎないんです。
トマトも木で赤くなった完熟トマトの美味しさを知ると、スーパーのトマトが食べられなくなります。赤いのに柔らかくなくてしっかりしているのなんて、木で熟したトマトだからこそです。
あと、甘いなんて言う話を聞くと思いますが、これも本当です。スープなんかにすると、野菜の甘みや旨味が一杯出るので、別に出汁なんて要りません。
美味しいだけある、無農薬野菜の価値
無農薬野菜は、普通に買うと高いのでなかなか手が出ませんから、滅多に買えないですが、ここで頂くようになってから、たまに無農薬野菜や有機野菜を見掛けると買うようになりましたので、昔に比べて食べる機会は増えたと思います。
無農薬や有機で野菜を作るというのは、人工的にコントロールせずに、野菜本来の力で大きくなるようにしているから、自然な味がするのかなと思っています。
より甘く、やり柔らかく・・・なんて言う風に、その野菜本来が持っている面とは違う他人が食べやすいと方向に改良され続けた結果が、今の野菜の味や風味なのかなと思ったりもしています。
自家製野菜ができればいちばんいんですけど、それもなかなか難しいので、やはり庶民は買うしかないですね。