47歳、男性
無農薬野菜を食べることは習慣になっていました
家内の実家は、長野県で非常に土地の肥えた地域にあります。
都会と違って敷地面積も広く、義母が庭で自家栽培で色々な野菜を無農薬で育てています。
現在、一人暮らしなのですが、趣味として始めた無農薬野菜。
寒暖の差が激しい地域でもあり、野菜の味がスーパーで買うものと全くあじが違うのです。
時々、私達も都会のマンションを抜け出して、子供と一緒にリフレッシュも兼ねて、二か月に一度は車で帰省するのですが、この時に畑仕事も手伝います。
そこでできた野菜を味わうことは、当たり前の習慣になっていることが、無農薬野菜を食べようと思うきっかけでした。
しかも、近所は果樹園もたくさんあり、新鮮な果物、野菜を田食べることができるのは、特別なことではありません。
したがって、このような環境の中にいると、新鮮な野菜を食べることが、生活の一部になっています。
地元の道の駅や、路地店でも無農薬野菜、有機野菜は豊富に出回っています。
新鮮な水、新鮮な空気、そして、寒さの中で、じっくりを育った野菜は、もう私達家族の食卓には欠かすことのできない存在です。
帰省の折に、トランクいっぱいに野菜と詰め込んで、また都会に戻っていくのですが、無農薬野菜は日持ちもするので、冷蔵庫の野菜室で保存する必要もあまりないのです。
1つの野菜なのに、食べ方が豊富
スーパーで買う野菜とは、明らかに味が違います。
大根一つとっても、味に深みがあります。
大根と言えば、辛い、苦いというイメ-ジがあるでしょう。
確かにそうなのですが、ただ単に辛いだけではありません。
辛さの中にも甘みがあるのです。
コクがあるというか、何か深いのある辛さなのです。
コクがあるからこそ、大根おろしだけで、ご飯のおかずになることは、普通の家庭では信じられないことかもしれません。
ましては、大根をベースに色々なメニューのバリエーションがたくさんあります。
一つはそうめん。
そうめんでも、少し甘めの出汁とすりおろした大根、ネギをまぶして、そうめんを食べます。
ただそれだけのシンプルな食べ方ですが、一度、食べるとその味わいが口一帯に広がってくるのです。
大根一つでも、このような食べ方で、野菜の価値観が一変してしまうと思います。
この地域では、肉料理よりも川魚、野菜料理が豊富です。
しかも、家庭で楽しむ野菜料理は、各家庭の慣習や伝統を伝えつつ、独自の家庭文化を長らく引き継いでいるのかもしれません。
無農薬野菜、有機野菜は普通の野菜と異なり、味わい深い貴重な食材です。
大根の葉っぱでも、捨てることなく、ごま油と塩、しょうゆで立派なおかずができるのですから。