52歳、男性
農薬を使えば野菜はキレイだけど…
身体への影響を考えて農薬を使うと、畑から虫がいなくなり、ミミズもいなくなると聞きます。
そのために、畑の土が痩せていくという話を聞いたことがあります。
虫も住めないようなところで作られた野菜というのは、本来の大地の恵みといえるものかどうか疑問を持ち始めたのが最初です。
農薬散布のときは、農家の人の体調に変化が見られることがあると聞いたことがあります。
疲れが増すとか、めまいがするという話を聞いたことがあります。
また、農薬散布中は近所の家では、窓が開けられないとも聞いたことがあります。
そのような状態になるものを使って作られた作物を本当に口の中に入れて大丈夫なのか疑問を持ち始めました。
農薬を使って作った野菜は虫も付かず綺麗です。
しかし、虫も食わないというものを本当に人間が口にして大丈夫なのかという疑問があります。
循環型社会の形成に貢献有機野菜というのは、化学肥料に頼らずに、堆肥等サイクルの循環のもとに成り立っています。
これこそがエコであり、本来の自然との共存ではないかと思っています。
以上のような理由から、大地に根差した農業から生産される野菜が自然にも身体にもいいのではないかと思えるようになり、有機野菜を食べるようになりました。
やっぱり違う!本来の野菜の美味しさ
格段に濃厚な味虫も好んで食べるぐらいですから、それはそれはおいしいです。
それも、野菜本来の味とはこんなのだったのかと改めて教えてくれるものでもあります。
トマトは、みずみずしく。
かといって、みずくさいのではなく、濃厚な上にみずみずしいといった感じです。
また、えぐみを持った野菜は、野菜本来のえぐみを持ち、これぞ本来の味というのを感じさせてくれます。
化学肥料を使って大量に生産されたもので、味のメリハリがなかった野菜しか知らなかった分、あまりの旨みにびっくりしてしまいます。
安心感がある農薬がかかっているかもという心配がないですから、口に入れると気も抵抗が少ないです。
綺麗に洗わないといけないとかいう観念がなくなります。
化学合成されたものではなく、有機肥料で豊かになった土壌から本来のミネラルを吸い上げて成長していますので、残留農薬等の心配もなく食することができます。
とにかく、決め手は味です。味が全然違います。
これほどまでに違うものなのか、いままで食べていたものは何だったのかという感じです。
一度、この味を覚えたら、もはや、大量に化学肥料を使って短期間に作り上げられた野菜というものを口に運ぼうとは思わなくなりました。
やはり、本物の右に出るものはいません。